東京マラソン The DAY to GO!

9時前、ランナーで溢れる東京都庁前。

私は父と一緒にスタート地点へ向かいました。
ランナーがひしめき合っている中、
このレースに出場できる喜びを噛みしめながら
ランナー仲間ワタナベさんとアラキさんとともにスタートの時間を待ちます。

9時10分、スタート。
3万2千人のランナー達と一斉にスタートを切りました。

これほど、当日までワクワクする気持ちが続いた大会はありません。
いつもレースの数日前から私を困らせる「ランナーズ・ブルー」・・・
恐怖感や緊張感とは無縁でした。

昨年の土砂降りと対象的に雲ひとつない青空、絶好のレース日和。
そして、切れ目のなく続く沿道の200万人以上からの応援。
これほどエネルギーに満ちた大会を見たことがありません。

前のめりの気持ちは正直で、スタート直後から明らかにオーバーペース。
5キロ23分台、前半はかなり飛ばしてしまいました。
待ちに待ったハレの日なのに、それなのに私自身の体調は今ひとつ。
オーバーペースと10キロ過ぎからだんだんと足が重くなってきました。

それでも、移動しながら熱い声援を送ってくれるマラソン仲間の応援を見つけると、
たまらなく嬉しくなって「ありがとう!」とありったけの力で両手を広げ、
手を大きく振り懸命にアピールしました。
どの地点でも、にぎやかな声援を送ってくれました。感謝・感謝です。

・・・マラソンを始める前、マラソンは「根性系のスポーツ」と認識していました。
でも、実際に友人となったマラソン仲間は実に明るい!
「長い距離を走ることに耐え得る身体」を持つ人は、
みなポジティブで、エネルギーが内包されているのですね。
性格もHAPPY Personばかりだなぁ、とつくづく感じています。

後半は、5キロ24~25分台。
35キロ過ぎで私の耳元で天使と悪魔が交互に囁きかけます。

「もう一度、別のレースで同じ距離だけ走るの?
それなら、今がんばっちゃえばいいじゃん!」

「歩いてもいいよ。もう十分頑張ったんだから・・・。」

マラソンって、想像力が求められるスポーツなのですね。
今、踏み出すこの一歩がはるか先のゴールでどんな結果を迎えるか・・・?
体力と気力の極限の状態の中で、頭を使って完走の瞬間の自分をイメージする。
頭の中の「悪魔」をどうにか押しのけ、ゴール・イメージを手がかりに走り続ける。

最後の数キロは、自分のありとあらゆる筋肉を総動員して走りました。
40キロ過ぎからは、肩の筋肉が硬直し呼吸が上手くできなくなるというアクシデントも。
背中を丸めてないと姿勢が保てないほどでした。
初の真冬のフルは、寒さで身体のあちこちが痛んでくるのですね。

ゴール!私の中の「天使」の勝利です。
結果は、目標の3時間半をクリア。3時間27分でした。やった!!

辛く長かった道のりが終わった安堵感と、
自己ベストタイムを更新できた嬉しさで、ポロポロ涙がこぼれました。
マラソンで泣けたのは、初めてのフルマラソンを走って以来のこと。

最後までレースを投げ出さなくてよかった!
ゴールできたことを誇らしく思う瞬間でした。
幸せな週末を過ごせたこと、レースを支えてくれた全ての人に感謝…。

帰宅後に足裏マッサージをしてくれた息子、カタモミをしてくれた娘、
いつか一緒に東京マラソンを走ろう!e0095428_102080.jpg
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by sa-ya-sa-ya | 2008-02-20 01:05 | レース報告
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